年始から、うっすら頭が痛く、びみょーな目眩がつづいていた。インフルエンザの感染者数は統計開始以来の最多で、会社も体調不良の人が多く、というか正月気分も抜けず、ぼーっとしていたら終わった週。
ポッドキャストのウェブサイト
バナナブレッドのラジオなどと称してやっているポッドキャストのウェブサイトを、いまさらつくった。ChatGPTと相談しながら、Spotify(旧Anchor)にホストされているRSSからタイトルやカバーアートを取得して並べたり、おたよりフォームをつくるために自作のReactコンポーネントライブラリにテキストフィールドを追加したり、Netlify Functionsに立てたAPIからMailgunを通して投稿内容がメールで届く仕組みを作ったりした。いまの仕事のおかげで、転職した1年前と比べて格段にいろいろ理解が進むようになっていて成長を感じるし、Webフロントエンドの技術を勉強するのが、とにかく楽しい。
No No Girls THE FINAL
ちゃんみなという名前のラッパーがプロデュースするガールズグループのオーディション番組「No No Girls」、その最終選考であるライブイベントに2万人が押し寄せ、わたしもパートナーもチケット争奪戦に参加したものの当然のように入手できず、ライブの翌日のアーカイブ配信を外出先からiPhoneで視聴した。同時接続55万人なんて数字、はじめて見た。
もはや誰がデビューしてもおかしくない。ひとりずつ圧巻のパフォーマンスを繰り広げた10人の候補者が横1列に並び、デビューが決まった順に名前が呼ばれて、列から一歩前へ出る。7人が呼ばれたところで、まだ呼ばれていない3人が落選した旨が告げられ、全員を讃える拍手のあと、7人と3人のあいだに幕が下りる。落選した3人の姿が見えなくなり、デビューするグループの名前が発表される。
人を選ぶとはなにか、出会うとはどういうことなのか、オーディション番組を通して、最近よく考える。誰とも交換できない、もっとも属人化した存在である人間を、ある軸から適合する度合いを測って、比べる。言葉にならないものを数値化するように。あの幕が下りた線は、おそらく最初からはっきり見えていたわけではなかったのではないか。その他の大勢の誰かに会わなければ、あなたと出会いたいかどうかも、わからなかったのだ。
大学の同級生
ガジェット紹介系のYouTubeチャンネルの企画で、運営スタッフが自己紹介するという動画をぼーっと眺めていたら、大学の同級生が出演していてびっくりした。喋り方なんかは当時のまま、外見がしっかり年齢相応な感じになっていた。ということは、こちらもそうなんだろう。10代のおわりから20代のはじまりをいっしょに過ごした人たち、みんな、なにやってるんだろう。もう連絡を取るような関係でもないので、とくになにもしないが。